ベナール対流
下から液体を温めたときに出来る流れのパターンを目に見えるようした、有名な実験をやってみました。
このような流れのことをベナール対流といいます。上の写真では、下のアルミトレイにお湯を入れて、上のアルミトレイに入れたシリコンオイルを下から温めてやっています。流れの様子を目に見えるようにするため、アルミ粉末を入れています。
この実験でできる流れのパターンは、東シナ海に冬場できる雲の様子によく似ています。
冬場は、海面水温の方が海上気温よりも温度が高いので、上の実験と同じ状況になっています。それで、同じような流れのパターンが形成されるのです。